満足する中古住宅を購入して1年。こちら家族の提案で、義理の両親との二世帯住宅に住む決意をしました。
核家族化が当たり前の現代でなぜ二世帯住宅に住む決断をしたのか。その理由を説明します。
元々、二世帯住宅に対しての抵抗はなかった
元々、自分は結婚したら実家に戻って両親のそばで生活しようと考えていました。
その両親が癌で他界し、残るは義理の両親となりました。
嫁は結婚する直前まで実家暮らしで、両親と共に生活することのストレスはほとんどない状態でした。
つまりは、両親と住むことの抵抗がなかったのが大前提にありました。
義理の両親には少しでも長く自宅生活を送ってほしいと思っていた
自分の職業は理学療法士です。
「病気になった」
「怪我をした」
「歳を取って体が思うように動かなくなった」
「認知症になってきた」
様々な理由で自宅生活が困難となる方々をたくさん見てきています。
中でも、ちょっとした差で自宅生活が大変で施設に入所する方々もたくさんいます。
そのちょっとした差とは、誰かと一緒に住んでいるかです。
自分たちは子育て世代で共働きであり、
もし、両親に何かあってもガッツリした介護はできませんが、
一つ屋根の下にいることで、ちょっとしたことをすぐに協力できる安心感が全然違うと考えています。
よくあるケースで
車で往来できる範囲に住んで、定期的に親を見に行って手伝うのと、
一つ屋根の下で何かあった時に手伝うのでは状況が全く違うと思います。
義理の両親は定年退職後の老後生活を謳歌しています。
今は好きなことを自分たちのペースで自由にやって欲しいと思います。
この先、10年後になるか20年後になるか、近い将来になるかわかりませんが、先を見据えたら同居することが両親にとって、自分たちにとっての安心感につながると考えました。
何かあってから同居はできない。今のうちに環境を整えておきたい
両親のどちらかが亡くなった場合、高齢1人暮らしは何かと大変で、息子・娘の家にお世話になる。
こんなケースよくあると思います。
でも、そこはあくまでも息子・娘の家であって、「共存」はかなり難しいと考えています。
例え親子でも、2世帯が同じ空間にずっといることは不可能だと思います。
特に義理の息子である自分とは。。。
なので、今現在、元気なうちに将来を見据えて環境を整えたいと思いました。
親子世帯が協力しあって生活することが自分たち夫婦の理想であり、親の理想
義理の母は「自分が動けるうちに色々協力したい」
自分たち夫婦も「歳をとってきた両親が困っているときは手助けしてあげたい」
このお互いの協力しあいたいという思いが一致したということが一番だと思います。
この先、同居生活が長くなるとお互いにストレスを抱えること、喧嘩することもあると思います。
特に義理の息子である自分に対しては。。。。
でも、嫁と両親の関係性を見てて、
この協力し会いたい気持ちを忘れずに生活できる親子だろうな。
何か不満があってもお互いを尊重してうまくやっていける親子関係だろうな。
と感じたからこそ、
義理の両親と嫁にとって2世帯住宅にすることが最良の選択なのではないかと考えて踏み切ることにしました。
両親に同居の話を持ちかけると、
母親は「嬉しい。同居したい」
父親は「母親が同居したいと言うなら」
とのことで、二世帯住宅作りへと進むのでした。
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